証拠改ざんや汚職も=検察庁、過去にも不祥事

 検察庁では過去にも、証拠改ざんや汚職などの事件で現職検事が逮捕されたり、検事総長ら幹部が処分を受けたりする不祥事があった。

 2010年に発覚した大阪地検特捜部の証拠改ざん事件では、主任検事に加え、改ざんを隠蔽(いんぺい)したとされる同部部長らが逮捕され、懲戒免職に。事件当時同地検検事正だった福岡高検検事長ら5人が懲戒処分となったほか、検事総長と次長検事の最高検トップ2人が引責辞任する事態に発展した。

 東京地検特捜部でも、陸山会事件の捜査でうその報告書を作成したとして、検事が減給処分となった。この問題では、上司だった名古屋高検検事長が厳重注意の処分を受けた。

 大阪高検では02年、公安部長が捜査情報を漏らす見返りに高級クラブで暴力団関係者から接待を受けたとする収賄容疑などで逮捕された。監督責任を問われ、検事総長と大阪高検検事長に懲戒処分が出された。

 1999年には、東京高検検事長が月刊誌に女性関係を報道され、厳重注意処分を受けて辞任した。 【時事通信社】