省人化の新型護衛艦進水=イージス艦と役割分担―海自

省人化の新型護衛艦進水=イージス艦と役割分担―海自

三井E&S造船の玉野艦船工場で、進水した海上自衛隊の新型護衛艦。「くまの」と命名された=19日、岡山県玉野市(三井E&S造船提供)

 深刻な人員不足に対応するため、乗員数を半減させコンパクトな設計とした海上自衛隊の新型護衛艦(全長133メートル、排水量3900トン)の命名・進水式が19日、三井E&S造船の玉野艦船工場(岡山県玉野市)で行われ、「くまの」と命名された。2022年3月に配備される。

 武器や機関システムを集約化し、乗組員は90〜100人とこれまでの護衛艦の半数。複数のクルーによる交替制を導入し、切れ間なく出港できる。沖縄県・尖閣諸島での有事などを想定し、従来の護衛艦にはない機雷処理能力も備える。

 海自は、新型護衛艦より小型で近海の警戒監視に就く哨戒艦(乗組員30人程度)の建造も計画。弾道ミサイル対処能力があり、高性能のソナーを備えるイージス艦は、対中国軍の監視やミサイル防衛など高度な防空任務に投入し、役割を分担する。 【時事通信社】