土偶ニット帽で世界遺産目指す=青森県〔地域〕

 三村申吾青森県知事は、縄文遺跡で知られる小牧野遺跡の保存活用協議会から「遮光器土偶」をモチーフとしたニット帽をプレゼントされた。小牧野を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、来夏の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会で文化遺産登録の審査が行われる可能性がある。三村氏は「(帽子は)縄文を一緒に盛り上げてくれている。来夏に向けて力を合わせていこう」。

 遮光器土偶ニット帽は、地元に住む女性がひとつずつ手編みで製作。縄文遺跡を象徴する遮光器土偶の結髪などをかたどっている。「縄文の学び舎・小牧野館」で1月に発売したが、ネット上で話題を呼び完売。今月27日から数量限定で再販することとなった。

 帽子だけでなく縄文人の服も着てすっかりなりきった三村氏。「登録を通して、平和に定住して自然と共生した縄文人の生き方を発信し、世界に貢献できる。(ニット帽は)その思いを具体化して伝えている」と話した。 【時事通信社】