「おはらい」女児暴行死、懲役9年確定へ=女の上告棄却―最高裁

1歳女児暴行死 判決確定へ

 前橋市で2011年、「おはらい」と称し1歳の女児に暴行を加え死亡させたとして、傷害致死罪に問われた無職北爪順子被告(67)について、最高裁第1小法廷(池上政幸裁判長)は19日付で、被告側の上告を棄却する決定をした。懲役9年とした一、二審判決が確定する。

 一審前橋地裁は、被告は女児の両親の相談に乗り、おはらいと称して以前から女児を突き飛ばすなどしており、エスカレートさせた末の犯行だったと認定。被告側は現場にいなかったと無罪を主張したが、暴行を目撃した母親の証言の信用性を認めて退けた。二審東京高裁も、母親の説明と遺体の状況は矛盾しないと判断し被告側の控訴を棄却した。

 一、二審判決によると、北爪被告は11年5月、前橋市内の被告宅アパートで、「この子の中にいる魔物が笑わせている」などと言って女児を頭上まで持ち上げ、床に投げ付けて死なせた。 【時事通信社】