院生殺害、8500万円賠償命令=民事は「嘱託」認めず―千葉地裁

 福井県で2015年、東邦大大学院生の菅原みわさん=当時(25)=が殺害された事件で、嘱託殺人罪で有罪が確定した元福井大大学院特命准教授の男性(48)に遺族が約1億2000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、千葉地裁(高取真理子裁判長)は13日、殺害依頼は真意ではなかったとして計約8500万円の支払いを命じた。

 高取裁判長は当時の菅原さんについて「精神的に非常に不安定な状態にあった」と指摘。殺害直前の「首を絞めてください」などの発言は「真に死を望んだものと認めることはできない」と述べた。 【時事通信社】