「給与ファクタリング」社長逮捕=高利貸し付け、13億円利益か―警視庁

 給与を受け取る権利を買い取る「給与ファクタリング」をうたい、高金利で金を貸し付けたとして、警視庁生活経済課は14日までに、出資法違反(高金利)の疑いで、ファクタリング会社社長の足立慎吾容疑者(34)=東京都新宿区四谷=ら7人を逮捕した。足立容疑者は容疑を認め、他6人は否認しているという。

 同課によると、足立容疑者の会社は「七福神」の名称で貸し付けを行っていた。2018年6月〜20年5月、全国47都道府県で延べ約9万7000人に約50億円を貸し、約13億5000万円の違法な利息を得たとみられている。

 逮捕容疑は20年4月、給与ファクタリングと称して、都内の40代会社員男性ら計12人に法定上限の約30倍に当たる金利で金を貸し付け、違法な利息約18万7500円を受け取った疑い。

 給与ファクタリングでは、給与債権を買い取る形で、手数料を差し引いた金額を給料日前に渡す。金融庁は、実態は違法なヤミ金融だとして注意喚起している。 【時事通信社】