16日から初の共通テスト=53万人志願、コロナ対策も

共通テスト 不調なら追試を

 大学入試センター試験に代わる初めての大学入学共通テストが16、17の両日、全国681会場で行われる。新型コロナウイルスによる長期休校に伴う学習遅れに配慮し、30、31日に第2日程が設けられたが、53万5245人の志願者のほとんどが最初の日程を受験する見通し。

 運営主体の大学入試センターによると、テストはマークシート方式で、複数の資料から情報を読み取るなど、思考力や判断力がより求められる問題が出される。志願者のうち現役生は84%、浪人生は15%。昨年1月に行われた最後のセンター試験と比べ、浪人生が2万人近く減った。

 共通テストを利用する大学・短大は過去最多の866校。コロナ禍を受け、横浜国立大などは2次試験を行わず、共通テストの成績で合否判定すると発表。コロナ感染などで個別入試を受けられなかった場合、共通テストの成績のみで合否判定を行う救済措置を設けた私立大も多い。

 第2日程は学習遅れがあると校長が認めた現役生しか出願できず、志願者は718人。最初の日程の追試日も兼ねており、文部科学省などは体調に不安があれば追試を申請するよう呼び掛けている。

 共通テストは大学入試改革の一環で導入が決まり、当初は英語民間試験の活用と国語・数学への記述式問題の導入も予定されていたが、2019年に当面の見送りが決まった。

 16日は地理歴史・公民、国語、英語のリスニングを含む外国語、17日は理科と数学が実施される。第2日程志願者の追試日は2月13、14日。 【時事通信社】