狂気! 千葉バラバラ事件 同じ屋根の下に棲む“姉弟”の地獄

 とても正気とは思えない。いやいや、狂気の沙汰だ。千葉県印旛郡酒々井町で起きたバラバラ殺人事件は世間を震撼させた。
 「あの姉弟は最近になって特に仲が悪くなって、お姉ちゃんのほうは体重が10キロ以上落ちたという話も聞いていた。神経質な感じで、目をギョロギョロさせていましたよ」

 死体損壊などの容疑で9月13日に逮捕された竹内愛美容疑者(25)の様子を、元交際相手という男性はこう語った。DNA鑑定により、遺体で見つかったのは愛美容疑者と住んでいた弟の諒さん(21)と判明した。この姉弟は同じ屋根の下に住んでいたが、冷蔵庫や掃除機を別々に使用していたなど、家族としての関係が破綻していた。
 「遺体はほぼ全身が10の部位にバラバラに切断されてポリ袋に小分けされ、ダイニングルームに放置されていた。顔面は顎から下が切断された上に、皮膚が剥がされるという異常な状態でした」(捜査関係者)

 愛美容疑者は「2週間ほど前に自宅の庖丁でバラバラにした」と供述しているという。いったいこの姉弟に何があったのか。
 「2人が住んでいた家は2000年に新築され、当時は両親、長女(愛美容疑者)、次女(22)、長男(諒さん)、三女(18)の6人暮らしだった。ところが、'05年頃に両親が離婚し、母親と子供たちは東京都内に転居。父親だけがあの家に残ったのです。ただ、通学の関係もあって愛美容疑者と諒さんは時々、あの家に学校帰りに寄っていた。その父親も'11年に孤独死(死因不明)して、通勤などに便利な愛美容疑者と諒さんが2人で住み始めたのです」(竹内家の関係者)

 愛美容疑者は自宅近くの小中学校を卒業後、千葉県の公立高校に進学し、陸上部に所属。「部活、勉強ともに一生懸命な明るい性格の活発な女子高生だった」(高校の同級生)という。
 「最近は近くのスーパーでレジ打ちのアルバイトをしていました。ただ、それだけでは収入が足りないため、趣味で描いていたイラストでキャラクターデザインなどをして副収入も得ていた。ところが、それでも生活がきつかったため、ここへ来て知人らと相談し、家をルームシェアハウスにしようと計画していたのです。そこで問題になったのが、弟の存在でした」(愛美容疑者の知人)

 一方、諒さんは高校時代からゲームマニアで、「ゲームの開始音や終了音を作って小遣い稼ぎをしていた」(高校の同級生)という。
 別の諒さんの高校時代の友人は言う。
 「諒は長男だけに、“あの家は俺のものだ”とも言っていたんです。まあ、お姉さんのルームシェアの話にはまったく聞く耳を持たないといった感じでしたね」

 愛美容疑者は殺害の理由を「ささいなもめごとで」と話しているというが…。
 地元の人によると、姉弟仲は良かったようだが、2人が同棲するにあたって3つのルールがあったという。「生活費を折半する」「勝手にお互いの部屋に入らない」「許可なく家に友達を呼ばない」。
亡くなった竹内諒さんはルールをすべて破っていたという。

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