“日枝院政”続く! 「お台場猫」の首に鈴を付けられないフジテレビの非常事態

 フジテレビ日枝久会長(79)退任に加え、亀山千広社長(60)の更迭人事が明らかになったのは、5月9日のことだ。
 「当初は次期社長候補として、遠藤龍之介専務(作家の故・遠藤周作氏の息子)などが浮上していたが、いざフタを開けると宮内氏だった。しかも、株主総会でと見られていた人事発表が1カ月前倒し。この事態に、様々な憶測が飛び交っているんです」(夕刊紙記者)
 フジテレビが6月の株主総会を前に、亀山千広社長に代わって次期社長にBSフジ社長の宮内正喜氏(73)の就任を発表した。日枝久会長も相談役に退くことを固めたが、この人事に民放関係者は驚きを隠せない。

 フジでは'13年、敏腕プロデューサーだった亀山氏と、“トレンディードラマの旗手”と呼ばれた大多亮常務が社長レースを争った結果、亀山氏が社長に就任した。
 「亀山氏は長寿バラエティー番組の『笑っていいとも!』を打ち切る英断を下しましたが、新たなヒット番組を作るどころか、バラエティーに加え情報番組でも失敗。ドラマでも“月9”枠で視聴率ワースト記録を更新し、年間視聴率は全日、ゴールデンタイム、プライムタイムのすべてが民放4位で負の連鎖が続く有様です」(制作関係者)

 現在も、起死回生を狙い4月からスタートさせた嵐の相葉雅紀主演の月9ドラマ『貴族探偵』が、低視聴率に喘いでいる状態だ。
 「『貴族探偵』は、月9ドラマが始まって30年の節目ということもあり、1本当たりの制作費に1億円かけているとされる。ところが、視聴率はすでに8%台。関係者は真っ青です」(ドラマ関係者)

 結果、亀山社長に日枝会長が見切りをつけることになったため、すでに6月の退任は既定路線と言われていた。
 「亀山氏はよく女子アナを連れて飲み歩いていましたからね。以前から女性との噂は絶えなかった。局内には不倫に関する怪文書まで流れたといいます。真相は定かではありませんが、これが発表を早めたという話もある」(女性誌記者)

 しかし、そんな亀山氏が失脚しても“フジのドン”の日枝氏は、相も変わらず相談役として残るのだ。
 「6月で61歳の遠藤専務ではなく73歳の宮内社長を選んだのは、次世代のための体制立て直しの意味合いも強いが、日枝氏の院政は間違いない。これでは結局、何も変わらないのではないか」(フジ関係者)

 誰一人お台場の猫(日枝氏)の首に鈴を付けられないフジテレビは凋落の一途を歩む。まさに緊急事態だ!

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