「低血糖」乳児変死 ホスト好き23歳母親が与えた“悪魔のミルク”疑惑

 抵抗のすべもない乳児を殺害した容疑がかけられているのは実の母親だった。昨年12月29日夕方、生後2カ月の女児が哺乳瓶でミルクを飲んだ直後に呼吸停止状態となり、病院へ搬送後に死亡した事件で、警視庁は7月7日、ミルクに劇薬指定の薬物成分を混入したとして、乳児の母親である田畑幸香容疑者(23=東京都目黒区)を殺人容疑で逮捕した。

 死亡した田畑容疑者の長女・織音ちゃんは自宅で生まれた直後、未熟児だったために病院へ移され、危険な状態を脱した2カ月後にようやく退院。自宅へ戻っていたが、事件はその1週間後に起きた。
 「使用された薬は、血液降下剤に含まれる『アムロジピン』と糖尿病の治療薬に含まれる『メトホルミン』。いずれも田畑容疑者の母親の処方薬に含まれていたものだった。本人は逮捕後、一貫して哺乳瓶に薬を入れたことを否認していますが、織音ちゃんがミルクを飲んだ時間帯、現場の部屋に誰も出入りした形跡はない」(捜査関係者)
 乳児に成人用に処方された薬剤を与えた場合、その効果は20倍にもなり、命の危険がある。乳児が死亡した際は低血糖状態だったと言われている。

 田畑容疑者は両親と妹、織音ちゃんとの5人暮らしだった。都内の都立高校在学中は演劇部に所属し、将来は女優になることを夢見ていたという。
 「高校卒業後は、ある劇団に所属していたのですが、そこで手先が器用なことを見込まれメークを担当したことで、特殊メーク技術に興味を持ったようです。その後、メークアップの専門学校へ行き、その方面の業界に就職したと聞いています」(高校の同級生)

 ところが数年前、思いもよらぬ事態が起きた。近隣住民の話。
 「幸香さんの母親は長年、看護師をしていたのですが、あるとき体調を崩してしまったんです。そのために幸香さんは在宅勤務に切り替え、母親を自宅で介護するようになった。その後、交際相手との間に子供ができて結婚し、実家の近くに住んでいたのですが、彼女が妊娠中に実家に戻ってきて以降、旦那とは別居状態が続いていたようです」

 母親の介護の一方で身籠るという、23歳にしては苦労が絶えない女性像が思い浮かぶが、田畑容疑者にはこんな一面もあったという。
 「以前、仕事の関係でハロウィーンやイベントの際、新宿のホストクラブへ出向き出張メークをした時があった。それから彼女はホスト遊びに嵌ったようで、田畑容疑者が書き込んだと思われるSNSには『子供なんか邪魔だっ!』『ホストと遊べない!』とあったほどなのです」(夕刊紙記者)

 交際相手は妻子ある男性とも言われている。不倫の挙句の悲劇か。大人の身勝手で、小さな命が星になった。

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