TDR × USJ 夏休み集客を狙う新アトラクション対決の行方

 夏休みの人気スポットといえばテーマパーク。東西の雄、東京ディズニーリゾート(TDR)とユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は今年、ともに新しいアトラクションを誕生させ集客を見込んでいる。
 「USJは100億円を投じた『ミニオン・パーク』がオープン。対するTDRは東京ディズニーシーに『ニモ&フレンズ・シーライダー』を導入。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』がテーマの新たなイベントも始まりました」(旅行雑誌編集者)

 何かと比較されるTDRとUSJだが、ここ最近はUSJが圧倒している印象だ。実際、ランドとシーを合算したTDRの昨年度の入園者数は、前年度比0.6%減の約3000万人。2014年度の3137万人をピークに減少の一途をたどっている。一方、USJは訪日外国人客がけん引し、昨年度の入場者数は前年度比5%増の約1460万人。TDRの約半数ではあるものの、3年連続で過去最高を更新している。
 「TDRは混雑対策が遅れ、リピーターの足が遠のいています」(同)

 人手不足も深刻で、昔に比べてキャストの採用に苦戦しているとの話もある。
 「キャストになるのは狭き門ですが、労働環境はかなりブラック。想像以上の辛さに夢破れて退職するキャストも多い。入れ替わりの多いキャストはアルバイトを動員して賄っていますが、時給は1000円がベース。その割に求められるレベルが高すぎて、ヤル気がないキャストが増えています」(TDR元社員)

 こんな状況では、ますますUSJに人が流れていきそうだが…。
 「主にアトラクションを楽しむという点では同じですが、TDRはどこまで行っても“ディズニーがテーマのパーク”であり、片やUSJはハリウッド映画、日本のアニメ、ゲームと“何でもありの娯楽施設”。TDRは『楽しい!』という感覚、USJは『楽しむぞ!』という感覚なので、比較に意味はないのかもしれません」(前出・編集者)

 やはり、誰と一緒に行くのかが重要のようだ。

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