「小さすぎて見えなぁい!」再生王・松村会長が次に仕掛けるデッカイ野望

「小さすぎて見えなぁい!」再生王・松村会長が次に仕掛けるデッカイ野望

(提供:週刊実話)

「さすが、メイドイン・ジャパン」菊川怜が眼鏡をプリプリのお尻の下に置き、壊れない強度を実証させるCMが受け大ヒットした『ハズキルーペ』。渡辺謙ら人気俳優を続々投入した「小さすぎて見えなあい!」のコマーシャルを見ない日はない。CMの仕掛人で『Hazuki Company株式会社』の松村謙三CEO(59)は、夏ドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日系)の主人公を彷彿とさせる“和製ハゲタカ”だ。同CMには、これまで石坂浩二、舘ひろし、渡辺謙、菊川怜らが起用されている。

「まずシルバー層を狙って石坂浩二、次は舘ひろしで購買層を50代まで広げた」(大手広告代理店幹部)

 そして、インパクトのある“あのCM”となる。渡辺謙と菊川怜だ。渡辺に「老眼鏡ではなく拡大鏡」であることをアピールさせ、購買層は40代〜30代にまで浸透した。今の小泉孝太郎と武井咲は20代をターゲットにしている。

「できあがったのは完全に私の作品です」と言い切る。全てのリスクは俺が取るからと、菊川怜の衣装も全て指定し、総監督、監督、プロデューサーをすべてやってのけた。

「松村氏は100億円以上の広告宣伝費を投入し、ハズキルーペのブランド化に成功した」(経済担当記者)

 松村氏は成蹊大学卒業後、本場アメリカの“ハゲタカ”ファンドで修業して帰国。1997年にファンド会社を立ち上げ、現在の『プリヴェ企業再生グループ』へ急成長させた。

「松村氏が真っ先に目を付けたのが、カルロス・ゴーン体制下の日産自動車です。三河日産自動車と静岡日産自動車を買収し、整備統合したうえで売却。ボロ儲けした。次に富士通から東証2部の神田通信工業を買収。“らくらくホン”と呼ばれる高齢者向けの携帯電話を製造し、850万台の大ヒット商品となった」(同)

 大手玩具メーカーのタカラとトミー合併後には子会社5社を買収、その中にハズキルーペの元となる製品があったのだ。
「玩具工場でハズキルーペは、細かい手作業をする職人用のグラスルーペに使用されていたんです。松村氏は職人が使っていた眼鏡型グラスルーぺが使えると判断し、商品化したんです」(商品開発クリエーター)

 1本約1万円のハズキルーペは500万本を突破。単純計算で売上は500億円だ。

 企業を安く買い叩き、再生してきた和製ハゲタカの眼力や恐るべしだが、将来は事業家としてではなく、企業買収家として最後に名を残したいという。「小さすぎて見えなぁい!」どころか、松村氏の野望は「大きすぎて見えなぁい!」。

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