中国による『一人っ子政策』の深刻なツケが日本に回ってくる!

中国による『一人っ子政策』の深刻なツケが日本に回ってくる!

(提供:週刊実話)

スリランカの首都コロンボで昨年12月17日、仏教の伝統に基づく合同結婚式が行われ、中国人カップル50組が参加した。新婚の夫婦の他、あらためて挙式を望む既婚の夫婦もいたという。

 「スリランカは観光客誘致を経済発展の起爆剤にしようとしており、公式統計によると、スリランカを訪れる中国人観光客は増加傾向にあって、年間200万人前後が訪れており、観光客全体の約13%を占めています。これはインド人に次ぐ多さです。スリランカでの合同結婚式は、そうした観光誘致の目玉なのです」(インド在日本人会社員)

 しかし、こうした幸福なカップルがいる一方で、中国では結婚できない男性が3400万人もいる。一人っ子政策の深刻なツケが回っているのだ。

 「中国が急激な人口増加を抑制するため1979年から2015年まで施行していた『一人っ子政策』の影響で、男子を優先させるあまり、男女比率のバランスが崩れ、結婚したくてもできない『光棍(こうこん)=独身男』と呼ばれる一団が急増し、深刻な社会問題となっています。問題の深淵には農村問題があります。農村には社会保障制度が全くなく、農民たちにとっての唯一の老後の保障は自分の子供でした。その際、成人すれば他人の家に嫁ぐ女の子は老後の保障になりませんから、農民たちの誰もが女の子よりも男の子を欲しがったのです。ですから一部の人々は生まれたばかりの女の子を『死産』と称してその場で処分してしまったり、出産の前に胎児が女の子だと分かると堕胎してしまったのです。このようなことが30年間にもわたって全国で行われた結果、男女の比率が狂ってしまったのです」(中国ウオッチャー)

 その結果80年代出世人口は、男女比率が136対100となり、あぶれる男、一生結婚できない男が多く存在することになった。

 男子過多はどういう社会問題を派生させているのか。まず「天価彩礼」である。「彩礼」とは、中国古来の婚姻儀礼の1つで、結婚を正式に決める前に、新郎側の家は新婦側の家に一定金額の現金を送る風習のことだ。日本の結納金にあたるが、これが高騰しているのだ。

 「平均相場は10万元(約160万円)ですが、旧満州の東北地方や江西省、青海省では、どういうわけか一気に50万元台に跳ね上がります。極め付きは上海と天津で、両大都市の彩礼相場はなんと100万(約1600万円)元台に上っています。ですから『天価』=天に届くほどの高い『彩礼』=相場という言葉が生まれてきたのです」(同・ウオッチャー)

 こうなるともはや「人身売買」同然だ。実際ある農村地域では「嫁を買う」というのは日常的慣用語となっている。
「安徽省では『万紫千紅』という隠語がはやっています。人民元の5元札は紫を基調とし、100元札は紅色ですから、『万紫千紅』とは、5元札1万枚、100元札千枚、総計15万元(約243万円)が彩礼の相場ということを意味します」(同)

 問題は「光棍」の男たちは働く意欲を失い、毎日のように群がって賭博に興じたり、集団的にケンカを起こしたり、揚げ句の果てには窃盗、強姦、殺人などの凶悪犯罪に手を染めることだ。

「中国共産党指導部は、光棍問題をそのまま放棄しておけば、それが農村社会の乱れや犯罪多発を招くだけでなく、場合によってそれが誘因の人となって反政府の大騒乱や大暴動を引き起こし、政権を窮地に追い込んでしまう危険性もあると捉えています。ですから光棍大軍を海外へ行かせて嫁を探させようと考えている。仮に海外移民が実現すれば、それが結局、犯罪の蔓延や暴動の多発など中国の国内問題をそのまま外国に“輸出”してしまうことになります。日本には少なからず来ているでしょうね」(国際ジャーナリスト)

 中国と共倒れになるのはまっぴらごめんだが、すでにそのウネリに巻き込まれているのかもしれない。

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