“ATM18億引きだし事件”主犯格と小室哲哉の闇の揉め事

“ATM18億引きだし事件”主犯格と小室哲哉の闇の揉め事

(提供:週刊実話)

福岡県警は2月4日、不正作出支払用カード電磁的記録供用と窃盗の疑いで、住所不詳、準暴力団「関東連合」元メンバー井上勇容疑者(41)を逮捕した。

 2016年5月、全国のコンビニATMから約18億6000万円が一斉に引き出された事件が新たな展開を見せた。井上容疑者の逮捕容疑は数人と共謀し、福岡市博多区のコンビニ43店舗のATMに、南アフリカで発行された偽造カードを挿入し、計4380万円を引き出した疑い。

 県警によると、同様の手口による不正引き出しが17都府県で一斉に発生。被害総額は約18億円に上り、引き出し役ら約250人が検挙された。井上容疑者は一連の事件の主導役とみられ、福岡、千葉両県警が先月、公開捜査に踏み切っていた。
「井上は、報道では元暴走族の準暴力団『関東連合』のメンバーとされていましたが、もともとは世田谷出身のチーマーです。伝説のチームとして名高いTOP―Jの初代総長として名が通っており、腕っぷしの強さにものを言わせて、都内各地で抗争事件を引き起こしました」(関係者)

 TOP―Jは、井上容疑者を中心に'93年ごろに結成された。武勇を誇るだけでなく、ロン毛に革ジャンで渋谷センター街を闊歩する姿が注目を集め、少女向け雑誌で特集が組まれたこともあったという。

 その後、井上容疑者が少年院に収容されるなどして1年ほどで解散したが、一部のメンバーは暴力団に加入。今も、東京の裏社会で存在感を放っている。

「井上は、関東連合とも付かず離れずの関係を続けていた。六本木クラブ襲撃事件で国外逃亡中の見立真一容疑者(39)ともツルんでいたはずです」(同)

 成人後の井上容疑者は一時、社会学者の宮台真司氏らと東京大学で討論会を開いたり、IT企業や芸能事務所を運営するなど表舞台に登場。この事務所には小室哲哉(60)が所属していたが、契約金や原盤の権利で揉めて、井上容疑者が小室側を訴えたこともある。

「最近は金持ちを相手に架空の儲け話を持ち掛け、だましてカネを稼いでいた。自分をセレブに見せかけるため、航空操縦士の免許を取り、ドヤ顔でセスナのコックピットに座る姿を撮影して、周囲に見せびらかしていましたよ」(同)

 井上容疑者は海外へ高飛びしたとの情報も流れたが、昨夏には都内に潜伏していた事実を警察は掴んでいた。
「井上を追っていたのは警察だけじゃない。今回の事件では、これまでに全国で約250人が逮捕されている。ずさんな犯行計画の絵図を描いた井上に憤っている暴力団関係者もいたから、制裁が加えられる可能性もあったんだ」(捜査関係者)

 もっとも、本人にとっては警察に捕まって命拾いしたのかもしれない。偽造カードには流出した海外の銀行の顧客データが悪用されたとみられており、両県警は全容解明を急いでいる。

関連記事(外部サイト)