日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告逮捕を画策した“勢力”の正体

日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告逮捕を画策した“勢力”の正体

(提供:週刊実話)

日産自動車の前会長であるカルロス・ゴーン氏が3月6日、保釈された。保釈にあたっては変装して東京拘置所を出てきたことが物議を醸した。結論を言えば、作戦は完全に失敗だ。ゴーン氏は「ゴッドファーザー」を観ていなかったらしい。

 マファイ組織を図らずも裏切る結果となった元大幹部「フランク」は、FBIに捕らわれの身となり、身柄を陸軍基地内に軟禁される。フランクは、二代目ゴッドファーザー・マイケルの公聴会に出向くとき、陸軍の将軍に変装して車に乗り込むが、一方、フランクに変装した当局員は別の車に乗り込む。フランクの爆殺を避けるためだ。

 つまり、ゴーン氏に変装した人が、待機していた黒のワゴンに乗り込み、作業員に変装したゴーン氏は軽ワゴンに乗り込まないと報道陣を煙に巻くことはできなかった。演出の大ミスだ。

 ゴーン氏が保釈されたことについて、国内では「異例」という見方がある一方で、海外メディアなどは、ゴーン氏が、108日間という長期間にわたり身柄を拘束されたことを疑問視する反応がほとんどである。日本の検察は、世界から見るとおかしいという論点だ。

「今回の事件は確かに金額の規模は桁外れですが、ある意味よくある企業不正の一種に他なりません。それに比べて、注目の度合いが異常に高くなってきています。ゴーン氏が10年以降5年以上もの歳月をかけて稼いだ100億円にも上る所得の約50%に過少申告の疑いがかけられており、これが注目に値する出来事であることに疑いの余地はありませんが、最初の逮捕以降、彼の再逮捕や拘留期限延長が決定されるにたびに、不正な会計操作や会社資金の不適切な流用など、新たな容疑が次々と加えられてきています。東京地検特捜部がリークしているとしか思えず、ここが世界には奇異に感じられるのです」(司法記者)

 そもそも特捜部という組織は、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の管理下でスタートした「隠匿退蔵物資事件捜査部」を前身としている。

「日本には巨大な警察機構があるのに、なぜわざわざ地検特捜部という組織が存在しているのか。米国の一部勢力が日本の首相の政策に不満を持つとしますね。すると、日本の検察が汚職などの犯罪捜査を首相ないし周辺の関係者に行います。有罪にならなくても良いのです。一時的な政治上の失脚があれば、米国の目的は達せられます。マスコミもその汚職事件を大々的に取り上げ、政治的社会的失脚に追い込む援護射撃をする。ですから日本国内にいる反米、反欧米的な人達、アメリカにとって邪魔な存在になる主に政治家や官僚などのエリートをとっ捕まえて処分するために地検特捜部は設置されたのです」(司法ジャーナリスト)

 東京地検特捜部に逮捕されたのは、田中角栄(ロッキード事件)、金丸信(佐川急便献金・脱税=失脚後に逮捕)、中村喜四郎(ゼネコン汚職)、鈴木宗男(斡旋収賄)らだ。

 失脚および議員辞職は、竹下登(リクルート事件)、橋本龍太郎(日歯連贈賄事件)、小沢一郎、二階俊博(西松建設不正献金事件)。こうしてみるとアメリカに背き、中国に接近した田中派(後:経世会=竹下派、小渕派)が集中的に狙い撃ちされている。

「中村喜四郎氏などは、米国ゼネコンの日本進出のために、ゼネコンの談合体質を世に問い、是正するため人身御供にされたようなものですよ」(同)

 ゴーン氏逮捕の背後にいる大きな存在とは何であろうか。

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