「がんばれ池江璃花子!」ドナー登録1万人超えの大応援

「がんばれ池江璃花子!」ドナー登録1万人超えの大応援

(提供:週刊実話)

競泳女子の池江璃花子(18)が2月に白血病と診断されたことを公表したのをきっかけに、日本骨髄バンクへのドナー登録が2月に急増して1カ月間の登録者数が1万1662人と初めて1万人を超えたことが3月25日、バンクへの取材で分かった。

〈思ってたより、数十倍、数百倍、数千倍しんどいです。三日間以上ご飯も食べれてない日が続いてます。でも負けたくない〉
白血病を公表した池江が、ツイッターで壮絶な闘病の状況を明かした。

 彼女が受けているのは「寛解導入療法」と呼ばれる治療法だという。
「完全寛解を目指した化学療法のことを『寛解導入療法』と呼びます。完全寛解に至ると寛解後療法に進みますが、寛解に至らない場合、通常は再度、寛解導入療法を行うことになります。大量の抗がん剤を使うと、白血病細胞ばかりでなく、正常な骨髄も殺すことになる。白血病細胞を徹底して叩いて、その後に骨髄に正常な造血細胞が出てくるのを待つわけです」(山梨大医学部名誉教授・田村康二氏)

 患者にとって怖いのは感染症だ。それを防ぐために無菌室に入るが、抵抗力がないため無菌室でも発熱を繰り返し、口腔粘膜がやられて口内炎を発症し、食事もつらくなる。ツイッターの報告が、まさにこれだ。

 通常7〜10日間にわたって抗がん剤が投与され、治療開始から約2週間で白血球数は最低となり、その後、次第に回復に向かうとされる。うまくいけば約1カ月後に正常細胞が回復し、骨髄中の白血病細胞の割合が5%以下になれば完全寛解となるのである。

「もし、新しい細胞が誕生しなければ、近親者から骨髄提供を受けなければなりません」(田村氏)

 あと2週間ほどで苦痛から解放される見込みだが、抗がん剤の効果で造血機能が低下し、赤血球や白血球、血小板が減少する。鼻出血や手足の点状出血などの症状が出て、患者が動揺することもあるという。

 しかし、この強い抗がん剤治療が終わる頃には染色体や遺伝子の解析データなどがすべて出揃うため、今後の最適な治療方針も決定できる。もう少しの辛抱だ。

 さすがに東京オリンピックへの参加は「無理だと思いますよ」(田村氏)というが、池江はまだ若い。

 骨髄中の白血病細胞の割合が5%以下になれば完全寛解となるとは言ったが、それでもまだ5%くらいは白血病細胞は残っている。これを0%にしないと、完治とは言えない。だが、奇跡は必ず起きる!

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