中国と北朝鮮の国境「白頭山」に“大噴火”の予兆…とまたぞろ専門家が指摘

中国と北朝鮮の国境「白頭山」に“大噴火”の予兆…とまたぞろ専門家が指摘

(提供:週刊実話)

4月15日、ソウル市汝矣島(ヨイド)にある国会図書館で、「目覚める白頭山火山、どうすべきか?」と題した討論会が開かれた。この討論会に参加した釜山大学地球科学教育学科の教授はこう警告した。

「2002年から、白頭山の天池で多く発生している地震は、一時期は安定していたが、昨年から再び地震が増加している状態であり、再噴火する可能性がある」

 中国でも「東北部危機」が懸念されている。「近く長白山が大噴火を起こす可能性がある」というものだ。「長白山」とは白頭山の中国の呼称で、白頭山は中朝の国境にあり、標高は2744メートルで朝鮮半島では最高峰だが、それ以上に朝鮮民族にとって特別な山。朝鮮民族の祖である檀君(だんくん)の出生地とされるからだ。

 韓国国歌の冒頭にも登場するが、北朝鮮の場合、この山を金日成主席の一族を神聖化するための“舞台装置”として利用し「白頭山の血統」なる奇怪な神話が創作され、金ファミリーを神聖不可侵なものとした。

「日本編纂の『日本紀略』によれば、今から1000年以上前の寛平5年(893年)に大噴火したとなっていますが、高麗が編纂した三国史記では917年に噴火したとされています。何しろ頂上に現存する直径約4キロメートルのカルデラが形成されたほどの大噴火ですから、その火山灰は約1100キロも離れた日本にも降り注ぐほどでした。金正日総書記に招へいされた米英の研究チームは、その被害はこれまで考えられていたよりもはるかに大きかったと指摘しており、当時の噴火は最大で4500万トンもの硫黄を大気中に放出したといわれます。もし同規模の噴火が起きるとすれば、地球上の生命は壊滅的な被害を受けるでしょう」(サイエンスライター)

 白頭山の噴火は、核爆発をしのぐエネルギーが外部に流出するため、コンピューター関連機材が使用できなくなるといわれている。数年は極東アジア周辺の飛行は困難となり、そうなれば、世界のIT集積地である極東アジアがマヒするレベルどころではなく、世界経済は大混乱に陥る。

 白頭山は北朝鮮の核実験場である豊渓里(プンゲリ)から直線で約100キロしか離れていない。北の核実験が白頭山の大噴火を誘発している可能性もこれまで指摘されてきた。しかし、正日政権時代に行われた国際観測も正恩政権になってからは行っていない。

 昨年、南北両首脳は朝鮮民族の祖「檀君」が降臨した白頭山で堅い握手を交わし、南北統一を誓い合ったが、それからわずか数カ月で、この誓いも破綻しつつある。そして、もしも噴火すれば、それこそ朝鮮半島は霧散する…。

関連記事(外部サイト)