韓国で吊るし上げを食らう“財閥子女”たち…「有銭無罪・無銭有罪」時代が終焉

韓国で吊るし上げを食らう“財閥子女”たち…「有銭無罪・無銭有罪」時代が終焉

(提供:週刊実話)

「今上天皇は戦犯の子」と日本に向かって妄言を吐いた韓国の文喜相(ムン・ヒサン)国会議長が、女性国会議員に対するセクハラ騒動で渦中の人となり、「低血糖ショック」を理由に病院に逃げ込んだ。これまでの韓国は、社会的地位のある国会議員や財閥オーナーらが「有銭無罪」になってきたが、これからはそうはいかない。

 「昨年、忠清南道の前道知事であり、廬武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の最側近も務めたスター政治家の安熙正(アン・ヒジョン)氏は、元秘書の女性に数回にわたって性的暴行を加えた罪などで起訴されました。当時、韓国内でも高まりを見せていた『#Me Too』運動の中で高い注目を集めていましたが、無罪となり、国民から猛批判を浴びています。また『ナッツ姫事件』で注目が集まったように、財閥オーナーも逮捕されたり、起訴されたりすることは珍しくありませんが、『逮捕は恥だが、痛くも痒くもない』というのが韓国の高位層の社会認識です」(韓国ウオッチャー)

 ところが、現在これら財閥オーナーの2、3世が猛烈な制裁下にある。まず、韓国乳業第2位の『南陽乳業』の洪斗永(ホン・ドゥヨン)名誉会長の孫に当たる“ミルク姫”こと洪ハナ(31)だ。彼女は2015年に麻薬使用の疑いで立件されながら、警察が洪容疑者を取り調べることもなく、証拠不十分で不起訴とする意見書を付け、検察に送致していた。

 このもみ消し疑惑を週刊誌が報じ、テレビ各局がこれを追随報道したことを受けた京畿南部警察庁麻薬捜査隊は、4月4日、入院中の洪を逮捕し身柄を拘束した。またソウル警察庁知能犯罪捜査隊は、洪容疑者が前回不起訴処分となった過程についても捜査を開始している。

 「これ以外にもSKグループの創業者、故崔鍾建(チェ・ジョンゴン)会長の孫に当たる男(31)が麻薬常習の疑いで4月3日に逮捕され、現代グループの鄭周永(チョン・ジュヨン)名誉会長の孫(28)についても、同じ種類の液状大麻を使用していたと見て調べられています。また、世界のサムスンの李健熙会長の長女で、ホテル新羅の李富真(イ・ブジン)社長には『プロポフォール』の常用疑惑が浮上しています。“牛乳注射”と呼ばれるプロポフォールは中毒性が強く、11年に麻薬類に指定された向精神薬です」(同・ウオッチャー)

 財閥子女らの“酒池肉林”のウワサは根強くあったが、ようやく白日の下にさらされた格好だ。これまで韓国の庶民は「有銭無罪」の判断を下す司法の前に沈黙するしかなかったが、ようやく特権階級にあぐらをかいてきた人々に鉄槌が下る日が来たようだ。

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