惚れた女性の車中で待ち伏せした斬新なストーカー男〜三重

三重県鈴鹿市在住のC(45歳)は、15年前にも一方的に惚れ込んだフリーターの20歳女性を刺し、殺人未遂容疑で逮捕された経歴を持つ男だ。

 また、2年前には交際していた女性に別れ話を切り出されて腹を立て、ボコボコに殴るという傷害事件を起こしていた。この事件で執行猶予付きの有罪判決を受けたのに、釈放されるや、また同じ女性に付きまとい、今度はストーカー規制法違反容疑で逮捕された。

 「あなたは女性を何だと思っているんですか。あなたの意のままに動くのが女性ではありませんよ!」

 それでもCは懲りなかった。新たにコンビニで買い物する常連の19歳女性に目を付けるや、こっそり尾行し、勤務先を割り出した。仕事が終わるのを待ち、自宅も割り出した。あとはどうアプローチするかだけだったが、Cは「千載一遇のチャンスを逃してはもったいない」と考え、スタンガンを用意し、女性を脅してでも話をしようと企んだ。

 事件当日、いつものように女性の勤務先まで行ったところ、たまたま女性の車のカギが開いていたので、Cは後部座席に忍び込み、女性が戻ってくるのを1時間以上も待った。

 何も知らない女性は、仕事が終わって車に乗り込んだ。運転するためにバックミラーを覗いたとき、見知らぬ男がむっくり起き上がり、「ボクと付き合ってください」と言いながら、無理やりキスしてきたので驚いた。
「キャーッ!」

 女性はクラクションを鳴らし、必死で車外に脱出し、助けを求めた。Cも「こりゃヤバイ」と焦り、近くにあった自転車を盗んで逃走した。

 その後、女性からの通報で、Cは強制わいせつ容疑で逮捕された。法廷に引っ張り出されたCは、「執行猶予中だったし、刑務所に行くのはイヤだったけど、自分の気持ちを抑えることができなかった。最後に彼女と話ができたら、自殺しようと思った」などと供述した。もはやホラーである。

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