稲川会「一家代目継承盃」に潜入

稲川会「一家代目継承盃」に潜入

(提供:週刊実話)

祝い事を待っていたかのような青空の下、日差しを背に受けながら稲川会(清田次郎総裁=東京)の内堀和也会長が到着した。稲川会館に威勢の良い声が響き渡り、この日の主役である総長らも引き締まった表情で出迎えた。11月16日の大安吉日、稲川会で「一家代目継承盃」の儀式が執り行われたのである。

 祭壇を正面にして右側に内堀会長が、左側に「取持人」である貞方留義理事長(三代目埋地一家総長)が座り、水野勇慶弔委員の媒酌によって儀式が幕を開けた。一家を継承したのは、稲川会渉外委員長を務める小林稔・四代目山川一家総長、東重欽・二代目東一家総長、藤田幸男・十五代目大草一家総長で、3人が盃を飲み干すと会場は盛大な拍手に包まれた。

 山川一家の先代は内堀会長であり、稲川会トップ就任に際して小林総長が山川一家を継承。東一家においては、先代の引退に伴い、二代目が立った。さらに、大草一家は先代の秋田昇総長が今年7月に死去し、総長代行を務めてきた藤田総長が跡目を継承した。

「秋田総長は、稲川会元直参の中村豪・六代目箱屋一家総長を狙った千葉・松戸銃撃事件の実行役、伊澤隆志若頭の判決を見届けるかのように、今年7月に亡くなった。大草一家を引き継いだ藤田総長には、並々ならぬ覚悟があったはずだ」(関東の組織関係者)

 この日、「新家名承認披露」の儀式も続けて執り行われ、相州小田原一家の代表を務めてきた振原新太郎総長が、晴れて一家名乗りを果たした。各一家の新たな船出により、稲川会はさらに盤石の体制となったのである。

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