住吉会 重要通達の裏側

住吉会 重要通達の裏側

(提供:週刊実話)

11月20日、埼玉県日高市内にある住吉会(関功会長=東京)の関連施設で、年内最後となる全体会合が開かれた。最高幹部ら出席者が続々と集結し、通常と変わらぬ様子に見えたが、この日の定例会では重要な発表が行われたという。

「一家継承などの発表があったんだ。その中で加藤英幸総本部長がトップを務める幸平一家の金子君生総長室長が、東京の芝浦に本拠を置く村田会三代目を襲名することが発表されたそうだ」(他団体関係者)

 加藤総本部長は住吉会の「六役」と呼ばれる最高幹部に名を連ね、自身が率いる幸平一家は極道業界内でも武闘派で知られる名門組織だ。そこから、兼任で別の一家の長が出た背景には、住吉会の将来を見据えた体制固めがうかがえた。

「村田会を継承した金子三代目は、側近として常に加藤総本部長に寄り添ってきた人物だ。その手腕を買われ、加藤総本部長の推薦によって関会長の承認を得て、幸平一門として抜擢された。しかも、金子三代目は六代目山口組で新直参となった植野雄仁・二代目兼一会会長と、兄弟分の間柄だ。それが今回の継承に関係したわけではないだろうが、両者の関係はより強固になっていくはずだ」(同)

 住吉会の関会長は、六代目山口組・髙山清司若頭の出所後、個人的に名古屋を訪れ、11月15日には武蔵屋一家(松広昭平総長)で返礼を受けた。関会長の穏やかな表情からは、双方の距離が着実に縮まっていることがうかがえたのだ。

「関会長は義理堅い人物で、自身が行動することで“平和共存路線”を体現しているともいえる。住吉会を牽引していく一方、業界全体を見渡している印象だ」(同)

 関東最大組織の動向から、今後も目が離せない。

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