当局の手荒い洗礼! 継承直後に福博会会長逮捕

当局の手荒い洗礼! 継承直後に福博会会長逮捕

(提供:週刊実話)

「六代目山口組でも昇格したばかりの直参がパクられるのは、よくあることで、もはや警察の常套手段やな。今回は露骨やったから、よほど実態把握を急いどったんちゃうか」(ベテラン記者)

 6月16日、福博会(福博会)の金城國泰会長が、福岡県警によって組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等収受)の容疑で逮捕された。理事長に就いていた昨年末、自身が率いる直系組織の幹部から、ヤミ金で得た収益の一部を上納金として受け取ったという内容だった。幹部は貸金業法違反などの罪で、すでに起訴されており、県警は逮捕のタイミングを狙っていたとみられたのだ。

「福博会では6月5日に継承式が行われて、長岡寅夫三代目から金城四代目に代替わりしたんや。継承式には後見人である六代目山口組・髙山清司若頭に代わって、竹内照明若頭補佐が列席しとったけど、6日前には岡山で銃撃事件があったもんやから、警察はピリピリしとったな。その一方で、福博会の新体制についての情報収集も、しっかり進めとったいうことや」(同)

 県警は金城会長の逮捕前となる6月9日、恐喝未遂容疑で逮捕していた傘下組長の関係先として、福博会本部を家宅捜索していた。

「別件の容疑やけど、継承後やから本部にガサ入るいうのは、普段とは違う意味合いがあったと思うで」(同)

 さらに、金城会長逮捕を受け、6月17日には機動隊を出動させて福博会本部を捜索したのである。

「六代目側と神戸側に割れたことで親戚団体も二極化した。九州の独立組織で六代目山口組と親戚関係にあるのは、福博会だけや。福岡県警が注視しとるんは地元組織だからいうだけやなく、山口組の分裂抗争の影響が親戚に及ぶ可能性も危惧しとるからやないか」(同)

 福岡では分裂直後、六代目側の直系組織に火炎瓶が投げ込まれる事件が発生。髙山若頭が出所して以降は、熊本県で二代目伊豆組(青山千尋組長=福岡)系組員らによる神戸山口組直参への襲撃事件も起きた。そのため金城会長の逮捕によって、警察当局が警戒強化の姿勢を示したといえそうだ。

関連記事(外部サイト)