「Go To イート」、政府と大手グルメサイト業者が癒着か 飲食店は手数料に悲鳴

記事まとめ

  • 「Go To イート」キャンペーンは新型コロナの感染拡大の影響で9月以降にずれ込む模様
  • 利用地域の制限がなく、首都圏や観光地以外の飲食店の需要喚起にならないとの指摘も
  • ポイント還元についても、政府と大手グルメサイト業者との癒着が噂されている

飲食店を苦しめる“政府の愚策”「Go To イート」にチラつく利権

いまだ迷走を続ける「Go To トラベル」キャンペーンだが、今度は飲食店の需要拡大を狙う「Go To イート」キャンペーンの開始時期が遅れている。当初は8月下旬の予定だったが、新型コロナ感染拡大の影響で9月以降にずれ込むようだ。

 気に掛かる「Go To イート」の内容だが、購入額に25%上乗せした金額分を使える食事券の販売や、グルメサイト経由で店の予約や利用をすると、ポイントが還元されるシステムだ。飲食店で使用可能な「プレミアム付き食事券」は、1万2500円分使える食事券を1万円で購入できるという。

「プレミアム付き食事券は販売数が少なく、1回の購入で2枚(2万円)という販売制限のため、入手困難になるでしょう」(経済エコノミスト)

 利用地域の制限がないため、首都圏や観光地以外の飲食店の需要喚起にならないという声もある。また、販売方法はオンライン販売に不慣れな高齢者に対応すべく、販売所にて手渡しするシステムになりそうだ。かつてのマスク不足のときのように、行列に並ぶ羽目になりかねない。

 さらに、オンライン予約のポイント還元についても、政府と大手グルメサイト業者の癒着がウワサされている。グルメサイト経由でオンライン予約をすると、ランチタイムは500円分、ディナータイムは1000円分のポイントが還元される予定だが、これに対応できるのは『ぐるなび』と『食べログ』の2大サイトのみ。飲食店のホームページや電話予約は、「Go To イート」の対象外だという。

 グルメサイトから予約をする場合は、電話とオンライン予約の2パターン。電話予約は送客手数料が発生しないが、オンライン予約の場合は、飲食店側がグルメサイト予約1名につき100円〜200円の送客手数料を支払う仕組みだ。

「新型コロナで経営が厳しい中、グルメサイトに手数料を支払う余裕はないですよ」(飲食店オーナー)

 飲食店を苦しめる身勝手な政策は、政府と大手グルメサイトの利権でしかない。

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