クラウドファンディングで園舎新設を 座間の保育園が支援呼び掛け

 保育制度の変更に伴う認可移行で、認可外の「麦っ子畑保育園」(座間市南栗原1丁目)が取り組む新園舎建設費の調達が行き詰まっている。補助金や寄付だけでは目標額に届かず、インターネット上で小口の出資を募るクラウドファンディング(CF)も始めたが、道半ばだ。

 2015年度の国の子ども・子育て支援新制度の導入に伴う県・市の補助金の打ち切りで、同園は運営難に陥った。保育料の増額や保育士の負担増を回避するため、開園40周年を迎える17年度の認可化を決めた。

 現園舎は認可移行の要件となる耐震基準にかなわず、園舎の新設が必要となった。職員や保護者がプロジェクトチームを組み、9千万円前後の建設費の調達に奔走。市の補助金や賛助会からの寄付だけでは賄えず、CFで上積みを図ることにした。

 28日までに356万円を集める目標で、6日までに204人から297万8千円が集まった。3千円から30万円まで6段階の出資を受け付け、絵はがきや新園舎の模型といった金額ごとの特典が受けられる。一方で達成できなければCFは不成立となり、出資者に全額が返金される。

 同園は低農薬で無添加の給食が保護者から支持され、空きがあればあらゆる子どもを受け入れる保育方針に定評がある。4歳の双子を通園させる自営業の西野大士さん(38)は「子どもの自主性を重んじる保育を続けてほしい」と、チームの先頭に立つ。

 出資はCF運営会社「レディーフォー」のサイト(https://readyfor.jp/projects/mugi7087)で受け付ける。問い合わせは、麦っ子畑保育園電話046(255)7087。