250年以上の歴史 川崎で「菅の獅子舞」

250年以上の歴史 川崎で「菅の獅子舞」

3頭の獅子と天狗が舞う「菅の獅子舞」

 250年以上の歴史があるという伝統芸能「菅(すげ)の獅子舞」が11日、川崎市多摩区菅北浦の薬師堂境内の土俵で奉納され、五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願した。県の無形民俗文化財指定で、菅獅子舞保存会の主催。

 3匹の獅子と天狗(でんぐ)で舞う「一人立ち三頭獅子舞」。旅の途中、天狗が雌獅子を隠すなどの物語を約1時間にわたって繰り広げる。舞い手はいずれも地元の大学生や高校生。子どもらのしの笛や長老の歌に合わせ、土俵上で力強く舞っていた。

 保存会の会長は「獅子頭と鞨鼓(かっこ)(胸に付けた太鼓)で6・5キロある。それであれだけの激しい動きをするのは若くないとできない。今後も後継者を育て、長く伝統を守っていきたい」と話していた。