相模原障害者施設殺傷事件の検証委員会を設置 神奈川県

 相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で46人が殺傷された事件で、県は13日、有識者らで構成する第三者検証委員会を設置した。元職員の容疑者に関する関係機関の情報共有や防犯対策の検証、再発防止策などを検討し、11月中に結論を取りまとめる。

 委員は大学教授や知的障害者の保護者団体、障害者施設の団体、防犯対策の専門家、弁護士の5人。21日に初会合を開き、5〜6回開催する見通し。取りまとめを受け、県は再発防止や園の再生に向けた施策に生かす。

 また、同園を運営するかながわ共同会は同日、事件の経過報告書の中間報告を黒岩祐治知事に提出した。容疑者の採用から退職の経緯、警察や県との連携、職員に聞き取った内容も含む事件の当日の対応などで構成。最終的な報告書の提出期限は10月17日。

 黒岩知事は検証委について「しっかりと全体像を把握した上で、再発防止、園の再生に向けた取り組みの方向性を打ち出してもらいたい」と話した。