発達障害児を支援 川崎で家族向け連続講座

 発達障害のある子を持つ家族向けの連続講座「発達障がい応援キャラバン」が今月から来年2月にかけ、川崎市内を巡回して開かれる。障害ゆえに育児に悩む場面も多い家族に役立ててもらおうと、市発達相談支援センターと保護者会りあんが企画した。参加無料。

 知的障害を伴わない発達障害の子を持つ家族を対象に想定し講座を用意。定員を上回る応募があった昨年に続き2回目で会場規模を広げて開く。

 全7回の講座は各回ごとに申し込みを受け付ける。自閉症や学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)の知識や市内の支援対体制の現状などを療育センター職員ら専門家が解説する。

 思春期をテーマに発達障害のある20歳前後の青年もゲストに呼び、自らの経験談を披露してもらう回も。不適切な対応で精神障害を併発する二次障害をテーマにした講座もある。

 市内の発達障害児者は推計で9万5千人(18歳未満は1万4900人)。保護者会りあん代表の関伊都子さん(53)=高津区=は「受講することで子育てに悩み疲れている親が子どもを支えるヒントを見つけるきっかけになれば」と話している。問い合わせは同支援センター電話044(223)3304。スケジュールは次の通り(いずれも午前10時開始)。

 ▽9月29日 ADHDについて(川崎区)▽10月6日=思春期について(中原区)▽11月24日 自閉症スペクトラムについて(高津区)▽12月1日 二次障害について(麻生区)▽来年1月26日 保護者に向けて(高津区)▽2月2日 学習障害について(麻生区)▽市発達相談支援センターについて(中原区)