船員災害防止へ指導 関東運輸局、船舶訪れ安全確認 京浜港

船員災害防止へ指導 関東運輸局、船舶訪れ安全確認 京浜港

タグボートの救命具を確認する関東運輸局の職員=横浜市中区の山下ふ頭

 「船員労働安全衛生月間」(9月1〜30日)に合わせて、国土交通省関東運輸局の職員らが京浜港などに停泊中の船舶を訪れ、安全衛生指導を行っている。15日は横浜市中区の山下ふ頭に着岸中のタグボートを訪れ、船員の安全確保や衛生設備について確認や聞き取りを行った。

 船員災害防止協会関東支部や全日本海員組合関東地方支部などの団体関係者と医師、看護師らとともに「安全衛生指導班」を組織。関東運輸局の職員は海中転落の防止や救命具など作業環境の安全性をチェックしたり、安全運航に必要な書類を確認したりしていた。

 エンジンルーム内では、油を拭いた布を入れた缶のふたは常に閉めるように指導。「可燃物が気化して火災の原因になりかねない」と説明していた。

 今年のスローガンは「持ち越さず その都度改善 危険箇所」。期間中、指定の病院では船員向けに無料健康相談所を開設している。