自殺止める輪広げて ゲートキーパー増へ研修 相模原

自殺止める輪広げて ゲートキーパー増へ研修 相模原

相模原市が主催したゲートキーパーの研修会=相模原市民会館

 自殺を考えている人の存在に気づき、必要な支援機関につなげる「ゲートキーパー」を増やそうと、相模原市は15日、同市中央区の市民会館で研修会を開催した。市民ら約50人が参加し、ゲートキーパーの役割や活動を学ぶとともに、思い悩む人に寄り添って話を聴く方法を習った。

 ゲートキーパーは日本語で「門番」の意味。特別な資格は不要で、自殺を考える人や悩んでいる人の兆候に気づき、声掛けを行うとともに話を聴いて必要な支援につなげる役割を担う。

 この日の研修会では、「川崎いのちの電話」の研修担当者が講師を務め、相手に寄り添って話を聴く「傾聴」のやり方を指導した。

 話を聴くためには心の準備が必要なことや、聴き手に徹し話し手を尊重することが大切と説明。「死にたい」と相談された場合、言葉の奥にある本当に訴えたい気持ちに耳を傾けるなど、具体的な対処法も指導した。

 また、参加者同士が相談者と聴き手に分かれ、傾聴のやり方を疑似体験するロールプレイも行われた。