診療参加型実習で医大生受け入れ 厚木市立病院

診療参加型実習で医大生受け入れ 厚木市立病院

学生受け入れに調印した山本院長(右)と東京慈恵会医科大の松藤学長(厚木市提供)

 厚木市立病院(同市水引、山本裕康院長)は8月に東京慈恵会医科大学(東京都港区、松藤千弥学長)と診療参加型臨床実習(クリニカルクラークシップ)に関する協定を締結、9月から学生の受け入れを始めた。

 同実習は、従来の見学型臨床実習から一歩踏み込み、診療チームの一員として参加、実践的な診療能力を身に付けることが目的。5日から同大学生4人が実習を行っている。実習期間は1グループが約1カ月で、年間10グループを受け入れるという。

 山本院長は「厚木市立病院では、医学生の教育には携わっていなかった。学生たちと一緒に診療に当たるうれしさの半面、指導する責任の重さも感じる」と話している。

 同病院では施設の建て替えに伴って医療の高度化や診療科を拡充、医師も増員しており、同大との関係を強化して医師確保につながることも期待している。