未登録の象牙を売買 伊勢原市の女性ら書類送検

未登録の象牙を売買 伊勢原市の女性ら書類送検

違法に売買された長さ約1メートルの象牙

 絶滅の恐れがあるアフリカ象の象牙を売買したとして、神奈川署は16日、種の保存法違反(譲り渡し禁止)の疑いで、古物業「リユース」(大阪市)と同社関東支社(横浜市神奈川区)の男性従業員(26)、伊勢原市に住む無職女性(72)を書類送検した。

 書類送検容疑は、2月15日、女性方で未登録の象牙(長さ107センチ、重さ6・6キロ)を15万円で売買した、としている。

 同署によると、象牙は女性の父親の遺品で、男性従業員は、後日登録する約束で買い取った。女性が3月、環境省に「業者から登録に関する連絡がないが大丈夫か」と問い合わせたため、違法取引が発覚した。

 アフリカゾウはワシントン条約で絶滅の恐れがある希少野生動植物に指定され、国際的な商取引が規制されている。国内での売買には、あらかじめ環境省に象牙を登録する必要がある。