認知症患者らがたすきつなぐ 三浦半島縦断リレーイベント

認知症患者らがたすきつなぐ 三浦半島縦断リレーイベント

オレンジ色のTシャツを着て走る参加者=葉山町一色

 認知症患者らがたすきをつないで三浦半島を縦断するリレーイベント「RUN伴(とも)+(プラス)三浦半島」が18日、始まった。認知症になっても安心して暮らせる地域を目指し、参加者は三浦から横須賀、葉山、逗子を駆け抜けた。最終日の19日は逗子−鎌倉間を走り、2日間のコースは約30キロになる。

 「RUN伴」は2011年に北海道で始まった日本縦断プロジェクト。今回はその姉妹イベントとして、三浦半島の介護職員や病院関係者ら有志が実行委員会をつくって主催し、約130人が参加する予定。

 18日はオレンジ色のTシャツを身に着けた参加者が午前9時に三浦市内を出発した。それぞれが名前を書き入れたたすきをつなぎ、正午には葉山町下山口の長者ケ崎駐車場に到着。バトンタッチされた葉山を走るメンバーが、逗子までを走った。沿道では手を振って応援する人の姿もあり、参加者は「認知症理解のイベントです」と応えていた。

 実行委員(46)は「街中を走ることで認知症への関心を高めたい」。伴走も務めた別の実行委員(46)は「みんな楽しそうに走っていた。たすきをつなぎ、希望もつないだという達成感があった」と笑顔だった。