早めの避難呼び掛け 台風16号接近で県内自治体

 台風16号の接近が20日夜になるとの予測を受け、神奈川県内では早めの避難を呼び掛ける自治体が相次いだ。高齢者や障害者ら避難に時間を要する人に早めの行動を促す「避難準備情報」は、横浜、藤沢、伊勢原の3市が発表し、対象は約13万9千世帯、約32万8千人に上った。

 横浜市は土砂災害の恐れがある南、磯子、金沢など12区の95カ所、計約2900世帯、約6300人に避難準備情報を発表。小規模な土砂崩れが起きた港南区上大岡東2丁目の3世帯も対象とした。

 藤沢市は河川氾濫による浸水が想定される地域も含め、片瀬、善行、鵠沼など13地区の計約9万2千世帯の約22万人に「いつでも避難できるよう準備を」と呼び掛けた。伊勢原市は市内全域の約4万4千世帯、約10万2千人を対象とし、小中学校など市内6カ所に避難所を開いた。

 このほか、小田原市や鎌倉市が夕方の段階で避難所を開設した。