合掌…思い交錯 相模原殺傷から2カ月

合掌…思い交錯 相模原殺傷から2カ月

花を供え、手を合わせる女性=津久井やまゆり園

 神奈川県相模原市緑区の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら46人が殺傷された事件は26日、発生から2カ月を迎えた。園に設けられた献花台にはこの日も多くの人が訪れ、犠牲者の冥福を祈った。

 「もう2カ月。施設の人も利用者も、前を向いていくしかないのでしょうね」。近くに住む女性は、静かに手を合わせた。知人の入所者は一命を取り留めたが、事件が残した爪痕の大きさに粛然とした面持ちだった。

 子どもが障害者施設に入所しているという都内の夫妻は「人として、なぜこんなことができるのか…」と言葉少な。息子が知的障害者施設の職員という横浜市の女性は車で3時間かけて足を運び、「人ごととは思えず、一度はここへ来なければいけないと思った」と語り、花を手向けた。