妻への嘱託殺人、起訴内容認める 横浜地裁小田原支部初公判

 本人に頼まれて妻=当時(34)=を殺害したとして、嘱託殺人の罪に問われた神奈川県秦野市、無職の被告(35)の初公判が9月30日、横浜地裁小田原支部で開かれた。被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、妻が精神科に通院していたことや過去に自殺を図ろうとしていた点に触れ、事件当日も包丁を持ち出していたとした上で、「殺して楽にしてやることが妻にとって幸福だと考え、犯行に及んだ」と説明。弁護側は「公訴事実に争いはない」とした。

 起訴状などによると同被告は7月18日午前9時55分ごろ、秦野市の自宅で妻に頼まれて、殺意を持って、首を絞めるなどして窒息死させた、とされる。