命「いただく」意味学ぶ 養豚農家が食育授業内郷小

命「いただく」意味学ぶ 養豚農家が食育授業内郷小

子どもたちに養豚農家の仕事内容を紹介する安西さん(右奥)=相模原市立内郷小学校

 命の大切さや食べ物への感謝の気持ちを育もうと、相模原市立内郷小学校(同市緑区寸沢嵐)で4日、食育の授業が行われた。市内の養豚農家やJA全農かながわの職員らが講師となり、子どもたちは、食材から命をいただく「いただきます」の意味を考えた。

 約130人の全校児童を低学年と高学年に分けて授業を実施。子どもたちは、子豚が生まれてから出荷するまでの経過や、市内の畜産業の現状などを写真や動画で学んだ。

 また、同区内の豚肉生産者の安西雄次さん(66)が講師となり、養豚農家の仕事を紹介。安西さんは、国内における年間の食品廃棄量が食料消費全体の2割に当たることを引き「食事で嫌いなものが出たときには量を調節するなど工夫し、食べ物を大切にしてほしい」と訴えた。

 6年の女児(11)は「大切に育てられた豚が出荷される話を聞いて悲しくなった。豚肉の脂の部分が好きではないけど、命をいただいているのだから、しっかり食べなければいけないのだと思った」と話していた。