ららぽ湘南平塚6日開業 “新しいまち”に期待

ららぽ湘南平塚6日開業 “新しいまち”に期待

3層吹き抜けで光が降り注ぐ中央広場

 三井不動産が平塚市天沼地区に建設していた大型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと湘南平塚」が6日、グランドオープンする。3フロアの商業エリアは快適なデザイン空間での「集い」「つながり」をコンセプトに、県内初出店の39店を含む247店舗が出店、地域の新たな核づくりを目指す。4日には近隣住民らを対象にした内覧会が開かれ、一足早く“新しいまち”の誕生を体感した。

■年商300億円、雇用3千人
 「市の中核エリアに位置し、豊かな自然環境を生かしたい。行政や近隣との連携を大切にし、地域のさらなる発展に貢献したい」。同社の石神裕之常務執行役員は、昨秋の海老名に続き、県内4施設目として開業する新たな流通拠点への期待をこう話す。

 商圏は二宮から伊勢原、藤沢などを含む半径10キロ圏内の約85万人を想定し、メインターゲットの20〜40代が約4割を占める。年商目標は300億円。約3千人の雇用を生み、その7割を平塚市民が占めるという。

 ショッピングや食事以外にも、居心地のいい場所をコンセプトとした「SHONAN TREE HOUSE」を設置。料理教室に対応できるキッチンを併設し、一時託児サービスも用意する。本の感想を共有する「まちライブラリー」を設けるなど、地域コミュニティーの拠点を目指す。

■キッズパーク、料理教室も
 子育て世代を意識した遊び場や乳幼児の年齢層で分けたキッズパーク(フードコート内)、サッカーJ1・湘南ベルマーレ直営の整骨院など、多彩な施設をそろえた。

 臨時駐車場は国道129号線沿いに設置し、計4千台分を確保。同社は「開業直後は混乱もあるかもしれないが、迅速に対応したい」としている。

 同施設は、日産車体湘南工場第1地区跡地約18・2ヘクタールを活用し、2014年から整備を進めていた。

■ららぽーと冠し 公園、市道命名
 平塚市は4日、「ららぽーと湘南平塚」(同市天沼)周辺に新設された公園2カ所と市道について、整備事業主の三井不動産と命名権パートナーシップを結んだと発表した。あおぞら公園とすこやか公園に「ららぽーと」の名を冠し、国道129号から西に延びる市道は「ららぽーと湘南平塚通り」となる。

 市が7月に募集を始めた提案型命名権制度に同社が応募。それぞれ年額10万円(税込み)で、期間は4日から3年間。各種イベントを行う憩いの場とし、清掃活動も行って快適な環境を創出する。

 同社商業施設本部の小島浩史リージョナル事業部長は「マンションや分譲住宅を含めた一帯で広くアピールしたい。市と手を携えて継続して盛り上げていきたい」と話した。