極彩色の涅槃図を公開 川崎、26年ぶり

極彩色の涅槃図を公開 川崎、26年ぶり

26年ぶりに一般公開された「「紙本着色 仏涅槃図」=玉林寺

 釈迦(しゃか)入滅(臨終)の情景を色彩豊かに描いた川崎市重要歴史記念物「紙本着色 仏涅槃図」の26年ぶりの一般公開が7日、多摩区菅馬場の玉林寺で始まった。市教育委員会主催で9日まで。

 中央に伏す釈迦を菩薩(ぼさつ)や仏弟子など数百の人物や動物などが囲むさまを、金箔を使用した極彩色で描いている。縦約230センチ、横約270センチ。訪れた人々は、ボランティアの説明を聞きながら「思ったより大きい」「鮮やか」と見入っていた。

 同寺16代住職の大塚高道さんは「(江戸後期に)8、9代住職が長い年月をかけて描いた。こうやって多くの方に(仏の世界観を)知っていただけるのはありがたい」と話していた。公開は午前10時〜午後3時で見学無料。8日開催予定だった関連講座は、講師の急病で中止となった。