災害発生時の役割考え 鎌倉、中学校で防災授業

災害発生時の役割考え 鎌倉、中学校で防災授業

津波に備えた避難地図を作る生徒ら=鎌倉市立第一中学校

 自然災害に対応する力を身につけようと、鎌倉市材木座の市立第一中学校で7日、防災授業が行われた。相模湾から直線距離で約200メートルに位置する同校独自の取り組みで、東日本大震災以降、毎年実施。学年ごとに避難所生活の体験や津波の避難地図作りを通して、災害発生時の自身の役割を考えた。

 3年生は避難所開設を想定したゲームを行った。避難者の年齢や家族構成などが書かれたカードをもとに、運営側としてどう受け入れるかグループに分かれて相談。校内図を見ながら「小さい子どもは泣いてもうるさくないように防音の教室」「高齢者は1階の教室」などと理由を書き込み、避難場所を振り分けた。

 障害者や外国人、ペット連れなど配慮が必要なケースもあり、3年生の生徒(15)は「それぞれ条件は違うので、どんな人たちを同じ部屋にするかを考えるのは大変。災害時には少しでも運営側の人に協力したい」と話した。