生き物の「色」の秘密 相模川ふれあい科学館で企画展

生き物の「色」の秘密 相模川ふれあい科学館で企画展

派手な色で毒があることをアピールするコバルトヤドクガエル

 青色のカエルや黄色いフグなど、色鮮やかな色を持つ生き物を集めた特別企画展が、相模原市中央区水郷田名の相模川ふれあい科学館で開かれている。自然界で生き残るために身に付けた体の色の意味などを解説し、21種類の生き物を紹介している。12月4日まで。

 生き物の体の色は、天敵に見つからないよう生息環境に合わせて周囲に溶け込む地味な色が多いと思われがち。だが、遠くからでもすぐに見つけられてしまうほど色鮮やかな生き物も少なくない。企画展では、体色が持つ意味ごとに、敵から身を隠す「保護色」、繁殖相手を見付けやすくする「認識色」、毒があることをアピールする「警告色」に分類して生き物を紹介している。

 光沢のある赤や青のラインが特徴の淡水魚ネオンテトラは透明な水の中では光って目立つが、生息地アマゾン川の黒く濁った水の中では黒っぽく見えるため、姿を隠す役割があると言われている。

 魚に付いた寄生虫や食べかすなどを“掃除”することで知られるホンソメワケベラは、白から黒に変わる色鮮やかな色彩と独特な泳ぎ方で他の魚にアピールすることで、自分より大きな魚の口の中まで掃除することができるという。

 また、黄色に黒の水玉模様がかわいらしいミナミハコフグの幼魚は、体から毒を出すことが知られており、この色合いが警告色となっていると考えられている。

 同科学館は「生き物が持つ体の色には意味がある。多様な生き物の姿を知ってほしい」と来館を呼び掛けている。

 月曜休館(祝日の場合は開館)。午前9時半から午後4時半まで。問い合わせは、同科学館電話042(762)2110。