総合病院誘致に理解を 逗子市役所で市民説明会

総合病院誘致に理解を 逗子市役所で市民説明会

総合的病院の誘致に向けた市民説明会=逗子市役所

 神奈川県逗子市は9日、市役所で、総合的病院の誘致に向けた市民説明会を開き、平井竜一市長は「なかなかハードルは高いのが現実だが、乗り越えなければ逗子の求める医療体制は実現できない」と出席者に理解を求めた。

 平井市長は、県の病床割り当て(175床)の申請手続きの実施が迫っていたとして、公募期間が約1カ月半にとどまったと説明。横須賀・三浦の2次保健医療圏からの病院移転の可能性は「恐らくないのではないか」とし、医療圏外からの参入に期待を寄せた。

 また、今回の病床割当数では市の求める250床規模の病院には届かないものの、2018年度から始まる県の次期医療計画では数百床から1千床の不足が想定されているとも指摘。「仮に医療圏外の病院が進出を希望しても、18年度以降の増床が見込めるので募集に踏み切った」と述べた。

 病院誘致を巡っては、予定地とする同市沼間3丁目の住民や医師会の賛同を得られなかったことなどから、鎌倉市の社会福祉法人が09年に計画を断念した経緯がある。平井市長は「今回は自治会員からも『賛成、ぜひ進めてほしい』という声をもらっている。根強く疑問を持っている人には丁寧に対応したい」とした。