工作はここまで進化した!作って学べる「プログラミングロボット」

工作はここまで進化した!作って学べる「プログラミングロボット」

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子どもの頃、砂遊び・工作・積み木など周りのものを使って、“なにかを作る遊び”に夢中になった経験があるひとも多いのではないだろうか。


想像力を掻き立てながら、自分の頭の中にあるものを作り上げていくのはとても楽しいものだ。


実は今、その工作が大きな進化を遂げている。なんと、“プログラミング”が工作として楽しめるようになっているのだ。


今回は、学校教材・教育玩具の製造・販売を行っている『株式会社アーテック』企画室・開発チームの若林さんにお話をお聞きした。



■「プログラミングロボット」はどういった商品ですか?



「教材用のブロックと電子工作のマイコンボードや電子パーツ(LED・モーター・センサーなど)を組み合わせ、ロボット制御のプログラムを組むことで、ロボットを組み立てながらプログラミングを学習してもらえます。


ブロックを組み合わせてどんなモノを作って、どう制御するのかを自分で工夫できるように、完成までの過程に私たちは重きを置いています。


車など子供らしいものも作ることができるのですが、それに加えて“荷物をセンサーで見つけて運ぶ”といったような、実際に工場で動いているような動きをさせることもできます。


自力でブロックを組み立て、中のプログラムも組むことで、その仕組みを理解でき、問題点を把握し改善案を見つけることもできるのです。


“モノづくり”を総合的に学習することができるシステムになっています。」


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■子供向け商材にしては難しそうですが…



「もちろん、子どもが0から作るのは難しいと思います。


ですので、組み立ての説明書やサンプルプログラムは提供しています。


また、プログラミング教室もあって、そちらのテキストに沿って学べるようにもしております。


“0から作れる”というのはゴール。テキストに沿って学んだり、サンプルプログラムで創作したりしていく中で、自分なりのアイディアを加えていけるようになって欲しいと考えています。」




■開発中の苦労は?


「私たちはもともと、機械ではなく粘土や工作用品を扱っていたメーカーでした。


あるとき、学生教材用に作っていたブロックから、『LEGO』の『マインドストーム』のようなモノが作れるのではないかという発想が生まれました。


しかしその時、アーテックにはIT知識がある者がいなかったのです。


“オープンソース”というものがあって自由に使っていいらしいぞ!というところから始まり、専門家の助けを受けながら1から自学自習で作り上げていきました。


この“プログラミングロボット”は教育機関にだけでなく、広く一般の方に知ってもらいたいと思っています。モノづくりの楽しさを知っている大人の皆さまにも使って頂きたいです。」


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■開発の「原動力」とは?


「“私たちの教材で発明家を作りたい”と弊社代表がよく言っています。


プログラミング教育に注目が集まっていますが、アーテックの“プログラミングロボット”で子どもたちの発明力を加速させたいという想いがあります。自ら考え、0からモノを作り出せる子どもを多く生み出したいのです。


まだまだ見た目の部分で無骨さが残ってはいますが、これからもっとブラッシュアップしていき、子どもたちが扱いやすく、かつインスピレーションを得られるものにしていきたいです。」


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昔の工作とは大きく変わっているようだ。


プログラミングロボットに触れて育った子供たちは、将来どんな発明を生み出すのだろうか。


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【取材協力】


※ 株式会社アーテック?? CEATEC 2016

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