男が女子大生の部屋に不法侵入した事件で分かった合鍵ネット通販の恐怖

男が女子大生の部屋に不法侵入した事件で分かった合鍵ネット通販の恐怖

(C)shutterstock

9月に愛媛県松山市内の女子大学生(20)の住むマンションの一室に、合鍵を使って侵入したとして、住居侵入容疑で愛媛大医学部付属病院の契約職員の男性(44)が、愛媛県警に逮捕された。


容疑者は、侵入直後に帰宅した大学生と部屋で鉢合わせとなり、慌てて逃走。翌日に県警へ自首して逮捕された。「女性の私生活が見たかった」と供述したという。



「男と被害者の大学生は面識がなかったそうだが、事件前にこのマンションの管理会社社員を装って、大学生の部屋を訪問しています。そして、鍵を提示させて鍵番号をメモし、インターネットで合鍵を注文したようです。しかも、この部屋とは別の合鍵を7本も持っており、『面識のない複数の女性から鍵の番号を聞き出し、合鍵を作った』と供述しています。マンションなどを無作為に訪問し、女性が対応に出た際に、鍵の番号を聞いていたようです」(夕刊紙記者)


ネットで簡単に合鍵を入手できることは、知らない人が多いのではないか。


「鍵には情報がたくさん詰まっています。刻印された番号には、鍵の種類や形状の個別情報が打ち込まれており、単なる製造番号ではありません。他人には容易に見せてはいけない個人情報なのです」(同)


かつて合鍵は、商業施設や駅に併設されている合鍵製造の店や、街の鍵屋で合鍵をつくってもらうのが一般的だった。だが、いまはネットで受注する業者があるというのも驚きだ。


「種類にもよるが、鍵番号と製造業者が分かれば合鍵はつくることができます。ネット注文を含め、鍵番号から合鍵をつくる際には、業者に身分証を提示する法的義務はありません。犯罪防止策としては、鍵を他人に見せたり、置きっぱなしにしないこと。鍵の情報を隠せるキャップも販売されているので、それを使用するのもいいでしょう」(同)


利便性と危険性は表裏一体ということか。

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