コロナ接触確認アプリ『COCOA』の粗末な末路… 税金4億円は水の泡に?

福井で接触確認アプリ・COCOAの通知で陽性判明はほぼゼロ 税金3億9千万円は水の泡か

記事まとめ

  • 福井県で接触確認アプリCOCOAの通知で陽性が判明した事例は"ほぼゼロ"だと報じられた
  • ツイッター上で「ゴミ通り越して電池食うだけのコンピュータウイルスの類」などの声も
  • COCOAは政府が約3億9千万円で委託した会社が再委託し、さらに再々委託されていた

コロナ接触確認アプリ『COCOA』の粗末な末路… 税金4億円は水の泡に?

コロナ接触確認アプリ『COCOA』の粗末な末路… 税金4億円は水の泡に?

(C)New Africa / Shutterstock

8月4日に福井新聞が、新型コロナウイルス接触確認アプリ『COCOA(ココア)』について報道。誰もが存在を忘れていたアプリが、悪い意味で再び注目を集めている。



福井新聞によると、福井県内で『COCOA』の通知によって検査にいたったケースはごくわずかだという。さらに、陽性が判明した事例はほぼゼロ≠セと報じている。


リリース当初、福井県は積極的な導入を推奨。しかし最近は、県幹部から「COCOAはもういいのかどうか、国から正式な連絡がないので分からない」という証言もあり、トーンダウンしているようだ。


「『厚生労働省』のホームページによると、『COCOA』の総インストール数は、7月末時点で2916万件。しかし陽性登録者数は2万1931件ほどしかいません。外へ出ず、ずっとリモートワークしている人にも陽性者との接触アラートが届いたり、陽性者と接触した≠ニ通知が届き、アプリを開いたら陽性者との接触は確認されませんでした≠ニ表示されるなど、とにかく不具合が多かったのです。また、接触通知が届かない不具合が4カ月間続いたことも。さんざんな出来だったため、アプリストアでは《アップデートでリセットされたり、数日放置していたら初期設定からやり直しになっていたり。時間の無駄でしかない》《接触通知が来たのに、アプリを開いたら接触はしていません≠チて出る》《本当にリリース前にテストしてる? ちゃんとした人に作ってほしかった》と糾弾されています」(時事ライター)


粗末な『COCOA』が完成するまでの流れ

福井新聞の記事が拡散されるとCOCOA≠ェツイッターでトレンド入り。久しぶりに悪名高いアプリが話題になると、ツイッター上には


《COCOAって何のことかと思ったらコロナ接触検知アプリか。そういえばそんなものもあったなw》

《COCOAの最大の失敗は、感染症対策としての有効性を証明できなかった事で、証明する準備もなかったではお話にならなくて、初めからやめとけ案件だったよね》

《COCOAってゴミ通り越して電池食うだけのコンピュータウイルスの類》

《「失敗でした」で終わらせないで欲しい。税金をなんだと思ってるんだよ。どこの誰がどうやって責任取るんだ?》

《これも血税の中抜き&中抜きで作られたものです。そりゃあ、使い物にはなりません》

《COCOAって、ただの税金の無駄遣いに終わったけど、こんなゴミに無駄な血税を投入する余裕があったら、全市民に給付金を毎月配ったり、消費税を廃止にした方が良かったですよね?》


といった声があがっていた。


もともと『COCOA』は、政府がIT企業『パーソルプロセス&テクノロジー』と契約を結び、約3億9千万円で開発を委託。『パーソル』は『エムティーアイ』や『日本マイクロソフト』『フィクサー』に、約3億6800万円で再委託し、さらに『エムティーアイ』は別の2社に再々委託しており、中抜きアプリ≠ニしても有名だった。


もちろん、お金をかけて有益なアプリを開発することに異論はない。しかし、出来損ないのアプリに税金を使い、中抜きが横行するような流れがあれば、国民が納得するはずもない。使い物にならないのは『COCOA』ではなく、オエライサンなのではないだろうか。

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