美容エステサロンで問題多発の「HIFU」とは?

全国展開する大手エステサロンのA社(本社・東京都)が、傘下の美容外科医院に顧客を回し、高額の契約を結ばせていたと毎日新聞が報じた。傘下医院はインフォームドコンセント(十分な説明に基づく同意)を無視し、クーリングオフにも応じていないなど、悪質性が高く、厚生労働省と消費者庁は医療法や特定商取引法に抵触する可能性があるとみて、エステと美容医院の提携について実態調査に乗り出す方針だという。


ここ最近、美容医療で使う機械で火傷などのトラブルが数多く発生している。国民生活センターが注意を呼び掛ける事態になっているほどで、医師法違反の疑いもある。


問題視されている機械は『HIFU(ハイフ=強力集束超音波)』といい、超音波を集めた強い力で、脂肪が気になるお腹や腕、首から顔など部位に当てるというものだ。ターゲットにされた部分は約50℃に達し、脂肪は高温で分解されていくという仕組みだという。


国民生活センターが今年3月に注意を呼び掛けた例に次のようなものがある。


《エステティシャンがHIFUの施術を行った際、リスクの説明はほとんどなかった。2回目の施術では、左頬から左唇にかけて電気が走るようなしびれが出て、それが2〜3日たっても続いたので、神経内科に行ったところ神経の一部を損傷していると診察された》


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医師法に抵触する可能性も

「HIFUは本来、前立腺がんの治療などに使われている機械です。そのため、エステであっても使用は医療行為にあたります。医師法第17条では、《医学的判断および技術を持っていなければ、体に危害を及ぼす恐れのある行為を繰り返すことは、医師でなければ許されない》と定められています。つまり、医師免許のないエステシャンが使用することは、医師法に抵触している可能性が大きいのです」(医療ジャーナリスト)


こうしたトラブルが増えている背景には、施術の値段が違うことが挙げられる。医師が施術する美容外科でHIFUを使用する場合は1回約10万円だが、エステは1回5000円と宣伝しているところもある。


また、小顔になる、痩せるなど、HIFUが美容施術用の装置かのような説明を、疑いもなく信じてしまうことがある。なかには、皮下脂肪にだけ確実に作用する“夢のようなマシン”だという宣伝も見受けられる。


HIFUの数や導入については、経済産業省が把握しているはずだ。一方で、その機械を使っていいかどうかは厚生労働省がチェックすることになっているという、ねじれた構造になっている。ふたつの省庁が連携してチェックすべきときが来ている。


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