韓国・文在寅大統領が選んだ「公用車」のメーカーは?

庶民派を自負する韓国の文在寅大統領が乗る専用車は、どこの国のどのメーカーになるのかが韓国の国民的な関心事になっていた。日本車は100%ないが、韓国車なのか、はたまた輸入車なのかに注目が集まるなか、5月10日に執り行われた大統領就任式で文大統領が搭乗したのは、メルセデス・ベンツの最上級モデル『マイバッハS600』だった。


「2009年に現代自動車(ヒュンダイ)が最上級車『エクウス』に、独自の防弾装備を施した『儀典車両』を寄贈するまで、韓国では大統領が公務のために乗る専用車は、ベンツやBMW、キャデラックといった欧米からの輸入車でした。朴槿恵前大統領が乗っていたのがこのエクウスだったため、『同じ車は嫌だ』と言って避けたのかもしれません」(在日韓国人ライター)


マイバッハにはS550とS600の2種類があるが、大統領が乗ったS600の車両本体価格は2600万円もする。愛国ファーストが“国是”である韓国国民のあいだでは、メルセデス・ベンツに乗っていたことに賛否が分かれた。


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韓国車は中国で人気だったが…

「韓国車に乗っていなかったことに不快感を示す声がある一方で、アメリカなどでヒュンダイのエンジンに欠陥が見つかった過去があることから『大事な身だからヒュンダイの車には乗らないで』という“売国奴的”な声もありました」(同・ライター)


安倍首相が首相官邸から国会などへの移動に利用するのは、トヨタ自動車の『レクサスLS600hL』だ。アメリカのドナルド・トランプ大統領専用車は『キャデラック・プレジデンシャル・リムジン』で、装甲板や防弾ガラスなどの防御装備を備え“ビースト(野獣)”の愛称で知られている。日米首脳は共に国産ブランドを使用している。


「韓国車といえば日本車と並んでアメリカでは人気を博するものの、世界での販売台数では日米欧の後塵を拝しています。日本でも知名度はいまひとつで、伸びていた中国での販売も減速しています」(同・ライター)


文大統領は日ごろ自国の雙龍(サンヨン)自動車の中型SUV『レクストン』に乗っているとのことなので、今後、本人の意向でマイバッハから変わるかもしれない。しかし、大統領就任という世界中のメディアが注目する晴れの舞台だからこそ、もしも文大統領が韓国車に乗っていれば、韓国車をアピールする絶好のトップビジネスになり得ただろう。もったいない話だ。


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