都民ファ離党のふたりが我慢ならない「言論封殺」

都民ファ離党のふたりが我慢ならない「言論封殺」

都民ファ離党のふたりが我慢ならない「言論封殺」の画像

小池百合子東京都知事が事実上率いている都議会第1党の地域政党『都民ファーストの会』所属の音喜多駿都議と上田令子都議のふたりが、近く同党へ離党届を提出する方向で調整している。



「音喜多都議は昨年7月の都知事選挙から小池知事を支援し、群れに一番に飛び込む忠実な“ファーストペンギン”と揶揄されていました。テレビをはじめとするメディアに多く出演し、あたかも小池知事の代弁者のごとく振る舞っていた。一時期、都議団の幹事長も務めていましたが、小池知事の側近のひとりである野田数(かずさ)氏が都民ファを仕切りだしてから『マスコミへの発言は党を通してするように』という通達がされて、好き勝手に発言できない状況となったことにも不満が募ったようです」(政治ジャーナリスト)


この離党の動きは、国政政党『希望の党』代表に就任した小池知事の政治姿勢に反発するもので、衆議院総選挙にも影響が出そうだ。


「上田都議はメディアに対してコメントをしていませんが、やはり都知事が国政に打って出るという行為を都政への背信行為だと捉えているようで、根本には不信感があります。上田都議はもともと音喜多都議と会派を組んでおり、行動を共にしています」(同・ジャーナリスト)


?


今後増えると予想される都民ファ離党者

だが、あくまでも音喜多都議のリードによる離党という見方は強い。9月に小池知事の側近のひとりである荒木千陽都議が、都民ファ代表に就任した。荒木代表の選出は「規約に基づいて増子博樹幹事長、山内晃政務調査会長、特別顧問の小池知事からなる代表選考委員会“3人が全会一致”で決めた」との経緯に、音喜多都議は「ひどいブラックボックスで自民党以下だ」と批判していた。離党するふたりは都知事選から真っ先に小池知事をサポートしてきたが、今年7月の都議選で都民ファが大勝すると、小池知事はより自分に近い議員を重宝し、冷遇を受けた。これもも離脱のきっかけになったようだ。


「今後、離脱者はどんどん増えていくでしょう。自民党の補完勢力とまでいわれた都民ファのなかでは、『あれほど安保法制の改正に反対した民進党と組む意味が分からない。政策が正反対なのに』という意見が続出しています。関係者によると、小池知事の政治姿勢に疑問を持つ都民ファ都議はふたりだけでなく、少なくとも10人以上はいるはずで、予断を許さない状況です」(同・ジャーナリスト)


SNSでは《都民ファは言論封殺が行われているということか》、《確かに都民ファの議員が個別取材を受けているところを見ない》、《どこか小池は女帝のような雰囲気を醸し出してきた》という投稿もある。


「どちらにしても、小池百合子の盤石性が崩れてきた。都政にも衆議院選挙にも影響するだろう」(政治評論家)


はたして忠実なしもべに“独裁者”とまで呼ばれた小池百合子知事は、目指す“恐怖政治”をどう始めるのだろうか。


?

関連記事(外部サイト)