高田賢三さんの追悼展始まる 故郷の姫路で 写真40点で足跡を振り返る

高田賢三さんの追悼展始まる 故郷の姫路で 写真40点で足跡を振り返る

高田賢三さんの足跡を振り返る「『夢追い人』高田賢三追悼展」=兵庫県姫路市の市民ギャラリーで2021年1月9日午前10時15分、花牟礼紀仁撮影

 2020年10月、新型コロナウイルスに感染し81歳で死去したデザイナー、高田賢三さんの出身地・兵庫県姫路市で9日、「『夢追い人』高田賢三追悼展」が始まった。幼い日から、パリを拠点に世界的に名をはせるまでを写真パネル約40点で振り返る。24日まで。

 高田さんは、県立姫路西高校から、神戸市外大を経て文化服装学院に入学。渡仏し1970年、自身のブランド「KENZO」の前身となるブティックをパリで開いた。姫路の文化振興にも貢献し、89年の市制100年イベント「シロトピア」でファッションショーを開催。9月に全面開業する文化施設「アクリエひめじ」についても、ホールどんちょう用に2種のデザインを提供した。

 追悼展を訪れた弟の山下紀年さん(80)は「おとなしい兄で、まだ亡くなった実感がない。賢三が人々に希望を与える仕事をしてきたことを知ってもらえる展示で、感謝している」と語った。清元秀泰市長は「姫路が文化豊かな場所だということを胸に刻み、賢三さんの足跡を振り返ってほしい」と話した。

 追悼展は市主催。会場は、同市本町のイーグレひめじ地下1階の市民ギャラリー。午前10時〜午後5時(24日は同3時まで)。月曜休館、無料。【花牟礼紀仁】

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