刺されたのは名城大理工学部准教授 容疑者は22歳学生、リポート巡りトラブルか

刺されたのは名城大理工学部准教授 容疑者は22歳学生、リポート巡りトラブルか

教員が男子学生に刺される事件があった名城大天白キャンパス=名古屋市天白区で2020年1月10日午後5時53分、本社ヘリから

 10日午後4時10分ごろ、名古屋市天白区塩釜口1の名城大天白キャンパスで「男が刃物で先生を切りつけた」と大学関係者から110番があった。刺されたのは名城大理工学部の男性准教授(40)=同市名東区=で、病院に搬送されたが命に別条はないという。愛知県警天白署は現場にいた同学部3年の野原康佑容疑者(22)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。「私がやったことに間違いない」と容疑を認め、「逃げられたので殺せなかった」という趣旨の供述をしている。

 逮捕容疑は10日午後4時5分ごろ、同キャンパスの研究実験棟1階の研究室内で、准教授の首などをはさみで刺し、殺害しようとしたとしている。

 捜査関係者などによると、野原容疑者は准教授の授業を受けていた。准教授はあおむけで倒れており、近くに血の付いたはさみが落ちていたという。授業のリポートの提出や単位の取得を巡ってトラブルになったとみられ、県警は詳しい状況や動機を調べている。

 事件を知った名城大4年の女子学生(22)は「ツイッターを見て初めて事件に気づき、親からも心配して連絡がきた。自分の大学でこんなことが起きるなんて怖い」と驚いた様子だった。記者会見した野口光宣副学長は「このような事件が起き、大変ショックを受けている。我々としては、他の学生が動揺しないよう最大限努力する」と語った。2人の関係や事件時の様子、過去のトラブルの有無などはコメントしなかった。【高井瞳、駒木智一】

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