選手ら輸送ルートに桜色の「TOKYO2020」 看板、路面標示デザイン発表

選手ら輸送ルートに桜色の「TOKYO2020」 看板、路面標示デザイン発表

東京五輪・パラの関係者輸送ルート

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は10日、選手や大会関係者の輸送ルートであることを示す看板と路面標示のデザインを発表した。日本の伝統色である桜色で、バスの絵柄に「TOKYO 2020」の文字をあしらった。2月から設置作業を始め、ルートを事前に周知することで大会中の混雑緩和につなげる。

 組織委によると、輸送ルートは東京圏約840キロ、地方会場周辺約520キロの計約1360キロ。看板は約2200カ所に設置し、路面標示は約1200カ所に施す。東京圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)は、一般道は300メートルおきに看板と路面標示を交互に整備し、信号交差点にも施す。高速道路は看板のみで600メートルから1キロ間隔で看板を配置する。

 また大会関係車両以外の通行を禁じる「専用レーン」と、大会関係車両に進路を譲らなくてはならない「優先レーン」を設ける。設定は一般道のみ。専用レーンは東京ビッグサイト―豊洲市場間の環二通りなど3区間計4・3キロで桜色の実線を路面に引く。優先レーンは国立代々木競技場などの会場周辺7区間計19・8キロで桜色の破線を引く。道路交通法上の規制区間として取り締まり対象となる。両レーンにはバスの絵柄は用いず、警察が別途、青色の道路標識を立てる。

 設置作業は高速道路で2月、一般道は4月に始まり、運用は大会直前からとなる。混雑対策は重要課題で、首都高速道路では五輪開幕4日前の7月20日から時間帯で料金を変動させる「ロードプライシング」も始まる。【田原和宏】

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